台日作家交流トークイベント第3弾

3月27日(金)28日(土)の2日間に渡って、
台北にて日台の作家たちが語り合うトークイベントが開催されます。
場所は誠品書店・信義店の3階フォーラム。
皆さま、どうぞお誘い合わせの上ご参加ください。
(※事前申込み不要、無料です。)
また、イベント終了後にレポートを公開する予定です。どうぞお楽しみに。

【3/27(金)7:30〜9:00pm】
テーマ:建築を巡る旅
語り手:光嶋裕介(建築家・作家)× 阮慶岳(小説家・建築家)

建築家・光嶋裕介は新書『建築武者修行―放課後のベルリン』にて、先人たちが残した憧れのヨーロッパ建築を訪ね歩いた10年の旅の記録と、ベルリンで過ごした4年間の見聞を記している。今回、台湾の著名作家であり建築家の阮慶岳との対談で、彼がいかに旅行で吸収したエッセンスを建築の世界で花開かせるかを語って頂きます。

 

光嶋裕介光嶋裕介
建築家。1979年米国ニュージャージー州生まれ。早稲田大学大学院修士課程建築学専攻卒業。2008年にドイツより帰国し、光嶋裕介建築設計事務所を主宰。2010年、桑沢デザイン研究所非常勤講師に就任。2012年より首都大学東京にて助教を務め、2013年より大阪市市立大学にて非常勤講師を兼任。学生時代はカナダ、イギリス、日本など様々な地で学習するが、教科書からは学びとれない建築の本質に迫りたいとの思いから、大学時代より毎年一人旅をするようになる。憧れのヨーロッパ建築に自身の建築理論を見いだし、建築の真実の意義を理解する。著書『建築武者修行―放課後のベルリン』は理性的な思考と自身の感性を融合させ執筆した建築紀行である。その他の著書に『みんなの家。建築家一年生の初仕事』(アルテスパブリッシング)、作品集『幻想都市風景』(羽鳥書店)などがある。
光嶋裕介建築設計事務所: www.ykas.jp

阮慶岳阮慶岳(げん けいがく/ルワン・チンユエ)
小説家、建築家。淡江大学建築学科、アメリカペンシルベニア大学建築修士課程。現在、元智大学芸術デザイン学科教授。以前は建築家(アメリカ・台湾でライセンス取得)として活躍。教職以外に、文学創作、建築評論を行い、キュレーターとしても活躍している。
著書に『林秀子一家』『凱旋高歌』『建築師的關鍵字(建築家のキーワード)』『下一個天際線:當代華人建築考(次なるスカイライン:現代華人建築考)』などがある。2006年に「樂園重返:台灣的微型城市(楽園再起:台湾マイクロシティ)」展覧会が台湾代表としてヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展覧会に参加した。

 
 

【3/28(土)7:30〜9:00pm】
テーマ:東京町歩き−文学・映画・歴史の旅
語り手:川本三郎(作家・評論家)× 李明璁(社会学者・作家)

60年安保闘争及び反戦運動を経験し、都市を深く分析し、作家・村上春樹をいち早く取り上げた“東京学“の第一人者・川本三郎は、映画、文学、都市の評論家であり、鉄道ファンでもあります。今回、台湾の著名社会学者・李明璁との対談を通して、自身が見てきた東京の栄枯盛衰、変わりゆく東京を語って頂きます。

 

川本三郎川本三郎
文芸評論家、映画評論家、都市に関わる評論も多く行っている。また鉄道ファンで、日本各地を旅している。1944年東京生まれ。東京大学法学部卒業後、朝日新聞社に入社。「週刊朝日」「朝日ジャーナル」の記者を経て、評論活動に入る。文芸・映画の評論、翻訳、エッセイなど多岐にわたる執筆活動を続けている。
朝日新聞記者時代に、密かに学生運動の活動家にインタビューを行い、これがきっかけで「朝霞自衛官殺害事件」に巻き込まれ、活動家たちに共感を抱きながらも、ジャーナリストとして客観性を保たなければならない立場との間に葛藤しつつも、「朝霞自衛官殺害事件」に巻き込まれて行く顛末を描いた自伝的回想録『マイ・バック・ページ-ある60年代の物語』中国語版(新經典)が2011年に台湾で発売され、同時に、妻夫木聰、松山ケンイチ主演の映画「マイ・バック・ページ」が上映された。この作品は議論を引き起こす問題が含まれており、台湾でも当時大きな反響を呼んだ。
その他著書に『大正幻影』(サントリー学芸賞受賞)、『荷風と東京』(読売文学賞受賞)、『林芙美子の昭和』(毎日出版文化賞、桑原武夫学芸賞受賞)、『映画を見ればわかること1〜3』、『いまも、君を想う』、『成瀬巳喜男 映画の面影』など多数。

李明-李明璁(り めいそう/リー・ミンツォン)
輔仁大学社会工作学士、清華大学社会学修士、イギリス・ケンブリッジ大学(キングス・カレッジ)社会人類学博士。現在は台湾大学社会学部で教鞭をとっている。以前は国際基督教大学及びアントウェルペン王立芸術学院にて客員研究員として従事し、アムネスティ・インターナショナル台湾総会副理事長としても活躍した。中国時報、自由時報といった新聞や「GQ」「數位時代(デジタル時代)」などの雜誌でコラムを執筆。雑誌「cue電影生活誌(cue映画生活誌)」の創立者の一人。
2008年野いちご学生運動発起人の一人。著書に『物裡学』(遠流、2009年)があり、個人写真展「設計對白(会話設計)」(台北波黑美亞咖啡食堂、2010年)を開催している。