今はなき「中華商場」を描く、ノスタルジックな連作短篇集
『歩道橋の魔術師』が刊行されます。書店さんには4月25日ごろより並び始める予定です。

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『歩道橋の魔術師』
呉明益 著/天野健太郎 訳
白水社 刊 [シリーズ:エクス・リブリス]
http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=09039
税込価格:2,268円(本体価格2,100円)/四六判 上製 212頁 (原題「天橋上的魔術師」)


リンク(ネット書店)
http://www.amazon.co.jp/dp/4560090394
http://honto.jp/netstore/pd-book_26687715.html
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784560090398
http://books.rakuten.co.jp/rb/13158890/
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1106511444/
 
1980年代初頭の台北、「中華商場」と呼ばれるショッピングモールで
子供たちは、仲間と遊んだり、家の商売を手伝ったりしてくらしていた。
そして40代となった今、商場で起こったささやかな事件と、
歩道橋の魔術師が見せてくれた、「本当」のマジックを思い返す……。

台湾でもっとも高く評価される、実力派作家が描く連作短編集です。
平易な文体でありながら、しっとりとした情感が溢れる小説世界を、ぜひ堪能してください!
 

 

目次:

歩道橋の魔術師
九十九階
石獅子は覚えている
ギラギラと太陽が照りつける道にゾウがいた
ギター弾きの恋
金魚
鳥を飼う
唐さんの仕立屋
光は流れる水のように
レインツリーの魔術師

20120214花蓮-(by-Chen-Meng-著者について
呉明益(ご・めいえき/ウー・ミンイー)
1971年、台湾・台北生まれ。小説家、エッセイスト、国立東華大学中国文学部教授。輔仁大学マスメディア学部卒業、国立中央大学中国文学部で博士号取得。短編小説集『本日公休』(1997年)でデビュー。写真、イラストも手がけた自然エッセイ『迷蝶誌(チョウに魅せられて)』(2000年)、『家離水邊那麼近(うちは水辺までこんなに近い)』(2007年)や、戦時中日本の戦闘機作りに参加した台湾人少年を描いた長編小説『睡眠的航線(眠りの先を行く船)』(2007年)、写真評論・エッセイ集『浮光(光はゆらめいて)』(2014年)などバラエティに富む作品を生み出している。
2003年、2007年、2011年、2012年、2014年に『中国時報』「開巻十大好書」選出、2004年雑誌『文訊』新世紀セレクション選出、2007年香港『亜洲週刊』年間十大小説選出、2008年、2012年台北国際ブックフェア賞(小説部門)など、受賞多数。
長編小説『複眼人』(2011年)は英語版がすでに刊行され高い評価を得た。2015年は最新長編小説『單車失竊記』が刊行される。

もっと台湾 過去コンテンツ
呉明益作品概要
http://motto-taiwan.com/2014/06/selection-7/
部分訳(他作品です)
http://motto-taiwan.com/2014/06/selection-8/

6月に原著者を日本にお招きして、トークイベントを開催予定です。
もっと台湾とツイッター https://twitter.com/taiwan_about で告知いたします。どうぞご期待ください。

イラスト 呉明益

イラスト 呉明益