◇イベント概要
タイトル:「映画と文学で台湾を楽しむ 上映&トークショー」

日時:2015年10月-11月(全6回)
場所:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター 東京都港区虎ノ門1-1-12虎ノ門ビル2階
定員各50名 (入場無料、予約制・自由席、30分前開場)
主催・問合せ:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター(http://jp.taiwan.culture.tw TEL:03-6206-6180)

◇注意事項 ※映画は日本語字幕つきです。※紹介する書籍の販売はしておりません。
※トーク(Q&A含む)は90分程度を予定しています。
※予約方法は本ページ最後をご覧ください。R0013244ds
 

 

第2回10月17日(土)午後2時~
台湾と日本、家族の形――長い余生を、どう見送るか

中島京子(作家)/『長いお別れ』『のろのろ歩け』(文藝春秋)、龍應台『父を見送る』(白水社)
/記録映画「Viva Tonal 跳舞時代」(104分)郭珍弟、簡偉斯共同監督
誰でもいつかは向かい合わなければならない、肉親との別れ。近いけれども異なる国の二人の作家が、偶然同じテーマで作品を発表しました。台湾を舞台に『のろのろ歩け』を書いた中島京子さんに、これまでの台湾経験とともに、『長いお別れ』で描かれた父との別れと家族の介護についてお話を聞きます。台湾と日本で、家族のあり方や老い、死の捉え方になにか違いはあるのでしょうか?lyt_m

記録映画「Viva Tonal 跳舞時代」(104分)郭珍弟、簡偉斯共同監督
https://www.youtube.com/watch?v=WWOEX4rE6u0
タイトルの「ダンス時代」とは、1930年代台湾で大流行した台湾語楽曲。戦争までの短い間、台湾の人びとは歌い、踊って青春を謳歌した。それから70年後、当時のスター歌手愛愛やコロムビア・レコードのスタッフが再会し、当時を振り返る。

      

第3回10月24日(土)午後2時~
※定員に達しましたので予約受付終了しました。
ホウ・シャオシェンの100年――悲情城市から百年恋歌

田村志津枝(台湾映画研究者)/鍾文音『短歌行』(作品社)
/「百年恋歌(最好的時光)」(132分)ホウ・シャオシェン監督(出演チャン・チェン、スー・チーほか)
最新作「黒衣の刺客」でカンヌ映画祭コンペ部門監督賞を受賞し、その健在ぶりをアピールしたホウ・シャオシェン。今回は台湾映画研究者・田村志津枝さんに、台湾ニューシネマの頂点である「悲情城市」の製作背景・上映状況を振り返り、台湾の戦前、戦後、現在を描いた「百年恋歌」を中心にホウ・シャオシェンの歴史観と彼の青春の日々などをお訊きします。

第4回11月7日(土)午後2時~
台湾人イラストレーターが描く台湾の楽しい日常――マンガ、絵文字、スタンプの作り方

彎彎(ワンワン)(イラストレーター)/彎彎作品(当日配布)、鍾肇政『永遠のルピナス』(研文出版)
/「Orzボーイズ!(冏男孩)」(103分)ヤン・ヤーチェ監督(出演:李冠毅、潘親御ほか)
映画『あの頃、君を追いかけた』に出演するなど、マルチな才能を発揮するイラストレーター彎彎さん。ユーモラスに日常を描くマンガや、かわいくてとぼけたタッチのイラスト作品を通じて、台湾の一般人のくらし(=学校、仕事、恋愛…)について楽しく語っていただきます。台湾のマンガ家の苦労話も聞けるかも。台湾のマンガ家の苦労話も聞けるかも。37_Orzboyz-14WANWANP-053

「Orzボーイズ!(冏男孩)」(103分)ヤン・ヤーチェ監督(出演:李冠毅、潘親御ほか)
https://www.youtube.com/watch?v=_JZiVupQo3w
やんちゃなふたりの小学生――「うそつき1号」と「2号」は初恋や家族に悩みながらも、アニメみたいな異次元の世界を空想して一緒に遊んでいた。でも、なかよしのふたりはある日、大ケンカをしてしまう……

 

第5回11月8日(日)午後2時~
ふたつの時代、ふたつの国――日本語で描かれた台湾

垂水千恵(台湾文学研究者)/星新一『人民は弱し 官吏は強し』、『邱永漢短編小説傑作選 見えない国境線』(ともに新潮社)、日本統治時代の台湾人作家作品
/「1895」(110分)洪智育監督(出演:ウェン・シェンハオ、シェリル・ヤンほか)
台湾にはかつて、台湾人が日本語で書いた文学がありました。異民族に支配された時代を生き抜いた台湾の人々を、日本語テキストを通じて知る試みです。台湾文学研究者である垂水千恵先生に、戦前、日本語小説を書いた台湾人作家と戦後日本へ移った台湾人作家、さらに日本語で台湾を描いた日本人作家を紹介し、そこに隠された“ストーリー”を解き明かしていただきます。41

「1895」(110分)洪智育監督(出演:ウェン・シェンハオ、シェリル・ヤンほか)
https://www.youtube.com/watch?v=XDOrIh3H8SA
1895年台湾接収にやってきた日本軍と抗日義勇軍の戦い。日本軍の上陸から八卦山の決戦まで、客家人のリーダーとその家族を中心に、多言語で描いた歴史巨篇。青い伝統衣装に代表される客家女性たちと若き森鴎外にも注目。

第6回11月14日(土)午後2時~
金馬奨(ゴールデンアワード)の50年、台湾映画の50年――台湾ニューシネマと今

楊力州(映画監督)/朱天文、朱天心、張系国ほか『台北ストーリー』(国書刊行会)VBBLnA
/記録映画「あの頃、この時(那時此刻)」(110分)楊力州監督 (※映画上映が先になります。)
記録映画の名手が描く台湾映画史――台湾でもっとも権威ある映画賞「金馬奨」とはいったいなにか? 台湾ニューシネマの時代はどうやって来て、どう去ったのか。暗黒期を経て商業的な成功を手に入れた台湾映画の今とこれから…… 監督自身によるトークで詳らかにします。台湾のキラ星のスター・監督が登場する作品は、台湾映画ファン必見です。
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記録映画「あの頃、この時(那時此刻)」(110分)楊力州監督
https://www.youtube.com/watch?v=L844QE_P-Gc
ウェイ・ダーション、アン・リー、シルビア・チャン、グイ・ルンメイ…… 著名監督や大スターが語る、台湾映画と社会の変遷。記録映画の名手による、中国語圏を代表する映画賞「金馬奨」の50周年記念作品。

◇予約について
本イベントは予約制です(定員50名。入場無料)。
11月開催分(第4回、第5回、第6回)の予約は、10月5日午前10時より受け付け予定です。
予約申込み先:台湾文化センター(電話かメール)03-6206-6180/ moctokyo@gmail.com
イベント名(日付とゲスト名)、参加者全員の氏名、代表者の連絡先(携帯電話番号かメールアドレス)をお知らせください。(電話受け付けは平日10時-17時になります。メールの方は予約完了の返信メールをお送りします。それが届かない場合は、お手数ですがもう一度ご連絡をお願いいたします。)
開場は各回開演30分前で、自由席です。開演時間までに入場いただけない場合、見やすい席を確保できない場合があります。

◇ゲストプロフィール
中島京子
1964年生まれ。2003年、『FUTON』で作家としてデビュー、野間文芸新人賞候補となる。2010年『小さいおうち』で第143回直木賞を受賞、2014年山田洋次監督により映画化される。2015年『長いお別れ』(文藝春秋)で第10回中央公論文芸賞受賞。近著に『眺望絶佳』『のろのろ歩け』『かたづの!』『パスティス』などがある。訳書に董啓章『地図集』(共訳)。

彎彎(ワンワン)
1981年台湾生まれ。累計3億以上のPVを誇る人気ブロガーで、普通の日常をおもしろおかしく描き、共感を呼ぶイラストレーター。2005年より『弯弯塗鴉日記(落書き日記)』シリーズや『弯弯旅行日記』シリーズなど著作が多数刊行され、累計売上げは170万部。最新刊は『可不可以勇敢挑戰(挑戦させてもらっていいっすか?)』。2010年には自身のドキュメンタリー映画『帯着夢想去旅行』。ヒット映画『あの頃、君を追いかけた』ではヒロインの友人を演じた。近年はLINEのスタンプでも大人気。ブログ http://cwwany.com/ フェイスブック www.facebook.com/cwwany.tw

垂水千恵
1957年、高松生まれ。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。博士(人文科学)。専門は台湾文学および日本近代文学。横浜国立大学教授。著書に『台湾の日本語文学―日本統治時代の作家たち』『呂赫若研究―1943年までの分析を中心として』、訳書に黄春明「銅鑼」『鹿港からきた男』など。陳芳明『台灣新文學史(邦題未定)』(共訳)が12月に刊行予定。

楊力州(よう・りょくしゅう/ヤン・リーチョウ)
1969年生まれ。国立台南藝術学院音像紀録研究所修了。ドキュメンタリー映画監督。1999年『我愛080』でスイス・二ヨン国際ドキュメンタリー映画祭最優秀作品賞、山形国際ドキュメンタリー映画祭NETPAC賞を受賞するなど、数多くの映画祭に出品され、受賞も多数。近作、平均70歳のチアチームに材を取った『青春ララ隊』、綱引きチームを軸に八八水害後のくらしを見つめる『拔一條河』など多くが劇場公開されている。日本で撮影した作品に、歌舞伎町などで働く台湾人を追った『新宿駅、東口以東』、東日本大震災被災地の合唱団を描いた短編『甦』がある。『兩地(他們在島嶼寫作系列)』では作家・林海音を描いた。